甲子園で前代未聞のクレーム劇が起きた。優勝候補の星稜(石川)が2回戦で敗退。試合後に、林和成監督(43)がサインの伝達行為があったとして、習志野(千葉)の小林徹監督(56)に猛抗議した。

横浜・渡辺元智前監督(74)の話 “サイン盗み”が本当にあったかどうかは分からないが、今はルールで禁止されているから、ほぼなくなってきているだろう。98年までは、むしろ高度なサインプレーのように扱われ「打て打て」「行け行け」とやっていた。その後、個人の実力で戦うものとして、進化、改革されてきた。上が決めたことについては、ルールにのっとって、秩序を守っていかないといけない。